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研究会マガジンNO.7(2005.11.07)

【今回のトピック】
●海外の現状(スイス編)


● 海外の現状(スイス編)

  研究会副会長である岡山大学田中勝教授が代表研究者である「医療廃棄物の戦略マネジメントに関する研究」にて、海外の実態調査を行ってきたのでその一部を紹介します。今回は、スイスのジュネーブです。

  訪問先は、Hopitaux Universitairies de Genevaという、ウクライナのユシチェンコ大統領が大統領選挙運動中に急病に襲われたその原因がダイオキシンであることを調査した病院でした。病床数2,202、正社員8600(内15%医師)の大きな州立病院です。1時間半ほど、担当者よりパワーポイントを使用しての説明があり、その後施設内を見学しました。ないように関しましては下記の通りです。

1)スイスの廃棄物法制度
スイスでは、国とは別に26の州が独自に法制度を持っている。ジュネーブ市では、1995年に医療廃棄物に関する法制度を策定。
2002年に大気汚染に関する法制度が強化されたために、2002年まで院内で焼却施設を使用していたが、ジュネーブ市への委託焼却処理へ変更した。
スイスでは焼却処理が中心であり、その他の滅菌方法はほとんどない。
2)病院の廃棄物処理について
院内での分類は下表の通りであり、それぞれ分類ごとに焼却施設にて800℃もしくは1200℃で焼却される。
2002年から自治体が受け入れるようなり、感染性廃棄物の投入口は、一般廃棄物と別で、自動投入となっており作業員の手に触れることはない。
家庭での期限切れ薬品残渣等は、病院薬局にて回収するよう指導されている。
法律で自治体の処理施設はあらゆる廃棄を受け入れるべきと決定されており、医療廃棄物も自治体処理施設で処理されるのが一般的である。
3)放射性廃棄物について
短半減期の放射性廃棄物は、医療廃棄物では全体の0.5%以下である。一定期間保管し、決められたレベル以下になったことを確認した後、通常の廃棄物として処理される。
長半減期の放射性廃棄物は地下にある特別保管庫にて保管される。


表1 分別表
Waste Containers Dispose
Type B (Medica l waste) Samples of blood, biological liquids, Waste of operating theatres. Yellow plastic bag or yellow can Incineration Factory Cheneviers 800℃
Waste of insulation for infectious diseases with airborne transmission. Yellow plastic bag and yellow can
Medical glass Sharp and edged waste Securitx box yellow Incineration Factory Cheneviers1200℃
Type D Waste oncologic : Residues of drug or cytotoxic products and the objects soiled. Yellow can 10 liters or White cans 30 liters
Type E Anatomic or pathological parts, Waste and corpses of animals :Operating waste, amputations, human sampling for analysis or autopsy Tight cans / opaque bags
Type 3263 Out-of date drugs Inviolable tight cans 30 liters orange cards
Type 3261 / 3262 Poisons−solvents−mercury :Toxic residues of products or industrial solvents, broken thermometers If possible in packing of origin. At least with indication of the substances on the containers Orange cards

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