研究会マガジンNO.3(2005.08.15)
【今回のトピック】
●各種講習会の紹介
●第24回研究講演会を終えて
● 各種講習会の紹介
医療廃棄物に関わる方々は是非ご参考下さい!
■ 《処理事業者》 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会(新規・更新)
〔日本廃棄物処理振興センター〕
■ 《排出事業者》 特別管理産業廃棄物管理責任者に関する講習会
〔日本廃棄物処理振興センター〕
■ 第12回医療廃棄物処理技術セミナー
〔医療廃棄物研究会〕※詳細が決定次第、ホームページにて掲載予定
■ 《排出事業者・処理事業者》 報告・公表制度説明会
〔東京都環境局〕
■ 《処理事業者》法令等に基づく資格講習
廃棄物処理施設技術管理者講習
〔(財)日本環境衛生センター〕
■ 《排出事業者・処理事業者》廃棄物処理に関する技術・実務のための講習
産業廃棄物処理委託契約実務講習
産業廃棄物収集運搬車両運転者講習
一般廃棄物収集運搬・処分業者講習
廃棄物業務新任者研修会
ISO14001内部監査員養成講習
技術管理者等ブロック別研修会
廃棄物新戦略セミナー
環境保全セミナー
〔(財)日本環境衛生センター〕
● 第24回研究講演会を終えて
先月23日、第24回研究講演会が慈恵会医科大学中央講堂において開催されました。
あいにく夕方のパネルディスカッションの最中、震度5弱の地震に見舞われましたが、演者、聴講者の方々が冷静に対処されて事なきを得ました。時として災害時パニックに陥ることが被害を拡大させますが、逆に「周りの人が逃げないので自分も安全だろう」という非常事態の誤認も危険な場合があるそうです。以前韓国大邱の地下鉄火災で大勢の犠牲者を出したのもこうした群集心理が働いて逃げ後れた人が多かったためと言われています。同じく群集心理で、"赤信号皆で渡れば怖くない"と、医療廃棄物の不法処理が横行することはもってのほかですが、講演会の参加者におかれては医療廃棄物に問題意識を持って、解決策を模索していこうという共通の意思が講演会で配布したアンケート結果からもうかがえました。
アンケート回答では「色々な立場の発表が聞けて大変有意義であった」「わかりやすく充実していた」といったご好評をいただき、なおかつ「質疑応答に不足の感があった」など、本講演会に多分の関心が寄せられていることがわかりました。さらには「医療廃棄物に携わる各機関の掘り下げた実状の報告」や「医療廃棄物に関して各関係機関でどんなニーズがあるのか知りたい」といったリクエストもあり、医療廃棄物に関する様々な見識を得たいという参加者の積極的な姿勢が示されていました。参加者の増加や若手の積極的参加の推進、討議の充実を求める意見も多く、本講演会の活性化への期待が大きいことを実感しました。また、会場に関するご意見もいただきましたので、検討・改善を心がけていきます。今後も皆様からの提案、ご意見を広くいただきながら医療廃棄物処理の適正化、最適化に向けて本講演会が担う役割を果たしていきたいと思います。 |
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