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医療廃棄物研究会

   7月23日(土)に東京慈恵医科大学中央講堂において第24回研究講演会を開催いたしました。前回と並んで参加者は98名で、各方面からの申込がありました。
   午前の部は「医療廃棄物を取り巻く最新動向」と題して環境省担当者から先日の廃棄物処理法改正に関連した解説があるなど、最新事情に即した講演が行われました。午後の部は「関係者から見た医療廃棄物の問題とその解決策」について現状を報告していただきました。
   パネルディスカッションを含め、一日を通して普段聞く機会の少ない排出事業者や収集・運搬・処理事業者、自治体の取り組みや最新技術などが報告され、参加者による興味深い質疑応答が行われました。
   講演会後の懇親会も盛況で参加者同士、積極的な情報交換や意見交換がなされていて、大変有意義であったと思います。あいにく夕刻の地震による交通機関への影響で、参加者各位の復路にご不便があったことは残念でした。

10:00-10:10  会長挨拶 医療廃棄物研究会 会長 猪狩 淳
午前の部:「適正処理への法制度や技術の最新動向」
10:10-10:50  産業廃棄物の適正処理について-最近の法改正と感染性廃棄物-
  (環境省 廃棄物・リサイクル対策部 適正処理・不法投棄対策室
室長 橋詰 博樹)
10:50-11:00  感染性廃棄物の自治体受け入れに関するアンケート調査
  (岡山大学 有森 正泰)
11:00-11:20 感染性廃棄物の自治体処理について
  (釜石市 臼澤 良一)
11:20-11:50  ICタグ活用による適正処理監視-紙マニフェストから電子マニフェストへ-
  ((株)コシダテック 宮崎 毅)
11:50-13:00 昼食
総会
13:00-  
午後の部:「関係者からみた医療廃棄物の問題とその解決策」
13:30-13:50 「排出事業者からみた医療廃棄物の現状と問題」
  (川崎市立井田病院 緒方 謙太郎)
13:50-14:10 「収集運搬業者からみた医療廃棄物の現状と問題」
  (コスモ理研(株) 鈴木 三好)
14:10-14:30 「処理業者からみた医療廃棄物の現状と問題」
  (呉羽環境(株) 福田 弘之)
14:30-14:50 「臨床検査会社における医療廃棄物適正処理への取組み」
  ((株)エスアールエル 浜田 晴一)
14:50-15:10 「製薬業界の廃棄物への取り組み」
  (日本製薬工業会 錦見 端)
15:10-15:20 休憩
15:20-16:30
パネルディスカッションによる意見交換会
コーディネーター:
岡山大学 田中 勝教授
パネリスト:
環境省 橋詰博樹、川崎市立井田病院 緒方謙太郎、
コスモ理研(株) 鈴木三好、呉羽環境(株) 福田弘之
(株)エスアールエル 浜田晴一、日本製薬工業会 錦見端、
(株)日報アイ・ビー 加藤文男
17:00- 懇親会
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