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研究会マガジンNO.6(2005.10.03)

【今回のトピック】
●在宅医療廃棄物取扱方法検討調査報告書


● 在宅医療廃棄物取扱方法検討調査報告書

 「在宅医療廃棄物」とは、在宅医療に関わる医療処置に伴い、家庭から排出される、または家庭から排出される可能性のある廃棄物をいう。在宅医療廃棄物は、家庭から排出されるため、廃棄物処理法の一般廃棄物に該当し、市町村が行政サービスとして処理すべきものであるが、多くの市町村がその感染性を問題にしている。

 環境省では、平成15年度調査に患者団体、メーカーへのヒアリング調査、医師会などの関係団体や医療機関、市町村等へのアンケート等により、在宅医療廃棄物の現状を把握、16年度は、その現状を踏まえて在宅医療廃棄物の処理の在り方について検討を行い、報告書(全66ページ)が環境省ホームページに掲載された。目次は下記の通りである。

 在宅医療廃棄物に関しては、医療廃棄物研究誌Vol.17 No2Vol.15 No2Vol.15 No1V0l.14 No1Vol.13 No1・2(合併号)でも掲載しているので、関心のある方には是非ご利用いただきたい。

在宅医療廃棄物取扱方法検討調査報告書(平成17年3月)

第1章 調査の概要

  1. 調査の目的
  2. 検討内容

第2章 在宅医療廃棄物の発生

  1. 在宅医療診療行為の現状
  2. 在宅医療廃棄物の対象範囲
  3. 主な在宅医療廃棄物の例示
  4. 在宅医療関連製品の製造・販売量

第3章 在宅医療廃棄物の処理の現状、問題点

  1. アンケート調査結果の概要
    (1)市町村
    (2)医師会
    (3)医療機関
    (4)薬剤師会
    (5)訪問看護ステーション
    (6)共通項目
  2. ヒアリング調査の概要
    (1)市町村
    (2)患者団体
    (3)医療関係者(医療機関、薬剤師会、薬局、訪問看護ステーション)
    (4)メーカー
    (5)公正取引協議会
  3. 在宅医療廃棄物の処理の現状、問題点について

第4章 在宅医療廃棄物の処理の在り方について

  1. 在宅医療廃棄物の処理に関する関係者の役割について
  2. 在宅医療廃棄物を取り扱う際の注意事項について
  3. 「在宅医療廃棄物の処理の在り方検討会」の提言

参考資料

 在宅医療に伴い家庭から排出される廃棄物の適正処理の推進について

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